フラット7に含まれるメンテナンスの内容は？
こんにちは、カーリースのフラット7京都洛南店です。京都市南区で、軽自動車の新車が月々1万円から乗れるカーリースを扱っています。
昨年末の話です。愛車を綺麗にしようと、思い切ってガソリンスタンドの手洗い洗車を利用しました。
ついでに無料のバッテリーチェックをお願いしたところ、なんとエンジンルームに干からびた果実と小動物があったと言われました。スタンドの方によると、おそらくガレージの近くにいるイタチが食べ物を隠していたのだろうとのこと。
「トラブルの原因にもなりかねませんから、ちょっと意識してエンジンルームを見たほうがいいかもしれませんね」と言われました。日常点検で月1回程度は見ているのですが、しばらくは乗る前にボンネット開けて、何か異物がないかチェックしようと思ったできごとでした。
さて、点検といえば……フラット7には、プランの中にメンテナンスが含まれています。また、オプションをお選びいただくことで、より充実したメンテナンスもご利用いただけます。今回は、それぞれのプランのメンテナンス内容についてご紹介しましょう。
フラット7の月額料金に含まれている基本のメンテナンス内容は？
最初に、月額料金に含まれている基本的なメンテナンス内容についてご紹介します。
車検
まずは、2年に1回（新車の場合初回は登録3年後）の車検です。
車検は、その車が公道を走れる状態かどうかを確認する検査です。自動車を運転する以上、車検は必ず受けなければいけません。まとまった出費になりがちなので、車の維持にあたってもっとも大きな出費のひとつといえるでしょう。
車検については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、こちらも参考にしてください。
◆軽自動車オーナーなら知っておきたい「車検」のあれこれ◆
オイル交換
月額料金には「オイル交換」つまりエンジンオイルの交換13回分も含まれます。
エンジンの構造をごくごく簡単に説明すると、シリンダーと呼ばれる容器の中で空気と気化したガソリンを混ぜて小さな爆発を起こし、その力でクランクシャフトやピストンを動かし車の動力を作る、というものです。
エンジンの構造についてはこちらの記事でも少し詳しく説明しているので、参考にしてください。
◆軽自動車と普通自動車の違いは？おトクに乗れる方法もご紹介します！◆
エンジンオイルは、クランクシャフトやピストンなどの各部品を熱や摩擦から守る潤滑油です。オイルが少なくなるとエンジンの各部品はダメージを負いやすくなり、汚れが溜まりやすくなり、燃費が悪くなります。エンジンの性能維持にはエンジンオイルが欠かせません。
ところが、エンジンオイルは消耗品。時間が経てば劣化もします。そのため、定期的に交換しなければいけません。
交換の目安は、JAFによると、軽自動車のガソリン車の場合は走行距離1万5,000kmもしくは1年ごと、ターボ車で走行距離5,000kmもしくは6か月ごと。
参考:[Q] エンジンオイルの交換時期は、どのように判断するのですか？│JAF
とはいえ、実際はターボ車でなくとも、5,000kmもしくは6か月で交換しておいたほうが安心です。
フラット7の場合はご契約期間7年間に13回分のオイル交換が含まれていて、6か月ごとに交換していただけます。定期的にオイル交換を行い、安心して軽自動車にお乗りください。
オプションで使える、さらに充実したメンテナンス内容とは？
車検とオイル交換は最低限のメンテナンスといえるでしょう。さらにメンテナンスを充実させたい場合は、オプションにお申し込みいただくという方法があります。
オプションには「スタンダードプラン」（月額2,750円）と「プレミアムプラン」（月額4,950円）の2つがあります。まずは、共通してご利用いただけるメンテナンスプランについて紹介しましょう。
スタンダードプラン、プレミアムプラン共通のメンテナンスの内容
スタンダードプラン、プレミアムプランともにご利用いただけるのが、7年間のフルメンテナンスです。
12ヶ月法定点検（4回）
6ヶ月点検（6回）
ブレーキパッド交換（1回）
点火プラグ交換（1回）
バッテリー交換（2回）
オートマチックオイル（CVT）交換（1回）
ファンベルト交換（1回）
タイヤ交換（1回）
タイヤローテーション（2回）
クーラーベルト交換（1回）
エアコンオイル補充（2回）
オイルエレメント交換（6回）
ワイパー交換（6回）
ウォッシャー液補充（6回）
それぞれの点検や交換のタイミングは以下の通りです。
それぞれのメンテ内容について簡単に説明します。
12ヶ月法定点検、6ヶ月点検
車の健康診断のようなもので、全体的なチェックを行います。6ヶ月点検は必須ではありませんが、12ヶ月法定点検は名前の通り法律で受けることが決められています。
ブレーキパッド
ブレーキをかける部品のひとつです。ブレーキをかけるとブレーキパッドがタイヤ内部にあるブレーキローターを挟み、その摩擦でブレーキがかかります。摩擦によって止めるため、パッドはブレーキを踏むたびに消耗していきます。一定以上消耗するとブレーキがかかりにくくなるため、定期的な交換が必要です。
点火プラグ（スパークプラグ）
エンジンのシリンダ内でガソリンを燃焼させるために必要な部品です。劣化してくると点火しにくくなり、燃費の低下などのトラブルの原因になりやすいため、定期的な交換が必要です。
各種オイル
さきほど説明したエンジンオイルと理由は同じです。基本的に部品の潤滑油として使われているものですが、使用しているうちに劣化してきます。ただし、エンジンオイル以外についてはそう頻繁に交換・補充する必要はないという意見もあるようです。定期的に交換すれば安心、というレベルですね。
ファンベルト、クーラーベルト
エンジンはシリンダ内で燃料を爆発させ、そのエネルギーでクランクシャフトを動かして回転を生む、という話はすでにしました。この回転をオルタネーターと呼ばれる発電機やエアコンコンプレッサー、パワステやエアコンを機能させるポンプに伝え動かすのが、ファンベルトやクーラーベルトです。ゴム製のため、使っているうちに劣化します。定期的に点検し、必要に応じて交換する必要があります。
タイヤ関連
タイヤは消耗品です。ブレーキ性能にも大きな影響を与えるので、定期的に交換しなければいけません。交換のタイミングはおおむねタイヤの溝が減ってきて「スリップサイン」と呼ばれるマークが出てきた場合、もしくはおおよそ5年ごとです。
ただし、タイヤは4本すべてが均等に摩耗していくわけではありません。軽自動車の多くは後輪駆動車（FR車）といって、後輪で車を前に進め、前輪で車の進む方向を決めるというしくみが取られています。この場合、前輪車はタイヤの両端部分が、後輪車はタイヤの中央部分が摩耗します。靴底の減り方が左右で違うことってありますよね。それを連想すると近いと思います。
そこで、摩耗を均一にすることで4本のタイヤの摩耗をならし、タイヤの寿命を延ばすという方法があります。それが、タイヤの装着位置を変えるタイヤローテーションです。タイヤローテーションでタイヤの減り方を均等にして長く使い、減り方や劣化が危険なレベルになる前にタイヤ交換で新しいタイヤに交換する、というわけですね。
ワイパー、ウォッシャー液
フロントガラスを綺麗にするワイパーも実は消耗品。ワイパーはブレードと呼ばれる本体に、水滴を拭き取るゴムがついているという構造をしています。ブレードは車外に設置されているので紫外線や寒暖差の影響を受けやすく、使っているうちに劣化していきます。ゴムもまた、劣化を避けられない素材です。ワイパーが劣化するとフロントガラスの水滴を拭き取りにくい、フロントガラスにキズがつきやすくなるなどの問題が出てきやすくなります。
プレミアムプランには、洗車やドライブがぐっと楽になるオプション付き
プレミアムプランにはさらに、洗車が楽になるボディーコーティング、ドライブがより楽しくなるカーナビやETもついています。
メンテナンスという面から見ると、ボディーコーティングが魅力的かもしれません。ボディーコーティングは、ガラス系とポリマー系に大きく分けられ、車の塗装を保護する役割を持っています。汚れやキズがつきにくくなり洗車が楽になるなどのメリットがあります。
ただし、楽になる一方で、洗車機は避けた方がいい（ブラシでコーティングが剥がれやすくなる）などのデメリットも出てきますので、利用される場合は事前にちゃんと特徴を知っておく必要があるでしょう。
自分に合ったメンテナンスプランを選んで、快適なカーリース生活を！
カーリースのフラット7で利用できるメンテナンスについて紹介しました。
車に乗る以上、メンテナンスは避けて通れない話です。フラット7では、オイル交換のみのシンプルメンテナンスから、安心感たっぷりの7年間フルメンテナンスまで、ご予算に合わせてお選びいただけます。基本的なメンテナンスのみにして、そのほかのメンテナンスは適宜実費で行うという方法ももちんあり。弊社には自社整備工場がありますので、何か困ったことがあればすぐにご相談いただけるという強みもあります。7年間安心してご利用いただけるでしょう。
フラット7京都洛南店では、メンテナンスはもちろんカーリースのフラット7に関するさまざまなご相談を承っております。カーリースのご利用をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談、お問い合わせください。スタッフ一同お持ちしております！
※カーリースのご利用には事前の審査が必要です