カーリースは万能ではない?向いていない人の特徴とは
こんにちは、フラット7京都洛南です。月々1万円台からの月額料金で軽自動車の新車に乗れるカーリースを扱っています。
弊社では軽自動車の新車のカーリース「フラット7」をご紹介していますが、お話を伺っていると、正直カーリースはあまり向いていないかも……?と思う方も中にはいらっしゃいます。
カーリース「フラット7」を多くの方にご利用いただきたいとはいえ、やはり人によってはあまりご利用をおすすめできないことも。
そこで今回は、あえて、カーリースのご利用が向いていていない方の特徴を3つご紹介します。もしこの特徴に当てはまる場合は、カーリース以外の選択肢をご検討いただいたほうがいいかもしれません。
通勤などで毎日、長距離を運転される方
まずは、運転距離です。
カーリース「フラット7」には、走行距離制限があります。この距離は7年間で7万キロメートル。1年で1万キロメートル、1か月で約833キロメートルです。
これは、週末の買い物に主に利用し、時々長距離ドライブを楽しむというレベルであれば十二分です。
しかし、たとえば毎日の通勤で利用し、たまに長距離ドライブを楽しみたいという人にとってはけっこう厳しい距離でしょう。
もし7年間で7万キロメートル以上の走行距離になってしまった場合、ご契約終了後に精算が発生します。
精算が発生するとお客様の出費もかさみますので、そうならないよう、特に頻繁に乗りたい場合は、年間1万キロメートル以上乗ることがないか考えておくことをおすすめします。
そして、もし年間1万キロメートル以内に抑えるのが難しい場合は、カーリース以外の選択肢も視野に入れた方がいいかもしれません。
片道15~20キロメートル以上の通勤はちょっと厳しいかも?
少々古いデータですが、平成22年11月の国土交通省 総合政策局交通計画課が出した「交通基本法案検討小委員会 資料」によると、自動車通勤の平均通勤距離は片道約10.5キロメートル。往復で約21キロメートルです。
片道約10キロメートルというと、距離感的には京都駅から南は向島ニュータウン、北は二軒茶屋、東は国道1号線を大津市に入ったあたり、西は向日市や長岡京市のあたりですね。
なお、これはあくまで経験上の話ですが、京都で車通勤されている方はもう少し長距離になるように思います。車通勤されている方は、一度ご自宅とお勤め先の距離をご確認ください。
いずれにしても、往復21キロメートルで月20日出勤するとして、走行距離は420キロメートル。1か月分の走行距離にはまだ400キロメートル程度の余裕があり、これなら十分制限内で利用できるうえに週末はお出かけをする余裕もあるでしょう。
しかし、もしこれ以上の距離を通勤するなら、話は変わります。
たとえば片道約15キロメートル、往復で約30キロメートルの距離を通勤するなら、月20日出勤で600キロメートル、片道約20キロメートル。往復で約40キロメートルの距離なら、同じく月20日出勤で800キロメートルとなり、制限ギリギリの距離になってしまいます。
参考までに、京都駅から片道約15キロメートルなら久御山町、大山崎町、宇治市の北部、大津市役所付近、亀岡市役所付近あたりです。これ以上離れると、距離制限が厳しい感じになってきそうですね。
愛車をとことんカスタマイズしたい方
愛車をカスタマイズしてカーライフを楽しみたい!という方は、カーリース「フラット7」には向いていません。
もちろん、カーリース「フラット7」でもカスタマイズはできます。できますが、たとえば最近よく見かける、インテリアをDIYでアレンジして、車中泊ができるキャンピングカー風の内装にするなどは難しいケースが多いです。
なぜなら、DIY内容によっては、車体にキズがついてしまうから。
車体のキズなどを気にせずに自分で車をカスタマイズしてみたいという方は、カーリース以外の選択肢も考えたほうがいいでしょう。
なぜカスタマイズがダメなのか
フラット7の月額料金は1万円台からとお手頃な価格ですが、これは「残価」を設定しているからです。
つまり、リース期間が終了する7年後に残るであろう車の価値を想定。たとえば130万円の車が7年後には30万円の価値になるだろうと想定し、車の価値を130万円-30万円=100万円として月額料金を算出するんですね。
逆いうと、このような設定をしている以上、7年後に車の価値が30万円を下回っていると精算が発生する、つまりお客様に余分なお支払いが発生します。
そうならないように、弊社では車のメンテナンスや万一の際の修理等をしっかりバックアップ。精算のリスクを下げるようにお客様と一緒に車の価値を保てるよう努めています。
ですから、お客様にも極力キズがつかないように丁寧に乗っていただきたいと思っています。
マイカー感覚で使えるカーリースですが、あくまで車は「リース」です。そのため、可能なカスタマイズはたとえばオーディオやナビ、タイヤ、ホイールなどの限られたものに限ります。
また、カスタマイズされる際には当然ですが「法令に違反せず車輌の価値を下げない範囲」という条件を守っていただかなければいけません。
とはいえ、カスタマイズが車輌の価値を下げるか判断できないこともあると思います。そのような場合は、まずはご相談ください。
メンテナンス業者を自分で選びたい方
カーリース「フラット7」の月々の料金には、税金や車検などのメンテナンスコストも含まれています。
ただし、車検などを行うのは基本的に指定された業者です。弊社でお申し込みいただいた場合は、弊社の自社整備工場で行います。
しかし、車検やメンテナンスの費用は業者によって大きく異なります。そのため、自動車・軽自動車のユーザーの中には「車検やメンテナンスは自分で格安業者を探してお得に済ませたい」と考える人も少なくありません。
そのように「自分で業者を選んで納得した金額を支払いたい」という方にとっては、最初から整備を行う業者が決まっているカーリースに物足りなさを感じることもあるでしょう。
「もっと安い業者があるのでは?」「メンテナンス業者は自分で選びたい」という方は、カーリースはあまりおすすめできません。
短い期間で車を乗り換えていきたい方
カーリース「フラット7」の契約期間は7年間。途中解約については都度相談させていただいております。
自動車がお好きな方の場合は、最初の車検を迎える3年目を迎えるたびに新車に買い替えるという方もいらっしゃいます。ただ、カーリース「フラット7」の場合はそのような乗り方ができません。
そのため、新車を数年間隔で乗り換えていきたいという方にはカーリースを避けたほうがいいでしょう。
契約期間の7年間が過ぎるまで、解約はもちろん乗り換えもできません。ご注意ください。
7年という契約時間は長い?
人によっては「7年も同じ車に乗り続けるのはいのでは?」と感じるかもしれません。
しかし、新車に7年乗り続けるのは、けっして珍しいことではありません。
一般社団法人日本自動車工業会の2023年度乗用車市場動向調査によると、 車の保有期間平均は7.2年。10年以上保有しているという人も2割以上います。つまり、保有期間7年間というのはけっして珍しくなく、むしろごく普通の期間です。
カーリース「フラット7」では、7年の契約期間終了後は車の返却のほか、再度リース契約を結んだり、買い上げたりなどして、気に入った車に長く乗れるしくみがあります。7年でも10年でもそれ以上でも、大事に長く車に乗りたい方にとっては悪くない選択肢といえるでしょう。
転勤や引っ越しの時はどうすれば?
とはいえ、人によってはご契約の7年間の間にライフスタイルが代わり、お引っ越しや転勤をされる方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、自家用車同様にカーリースも新しいお住まいの地方に持って行くことができます。転勤が多い方はご契約時にご相談いただきましたら詳しく説明いたしますね。
デメリットも理解して、カーリースを賢く使おう
今回は、カーリースの利用に向いていない人の特徴についてご紹介しました。
月々の定額利用料金を支払うだけで軽自動車の新車に乗れるカーリース「フラット7」は、出費の見通しが立ちやすくやりくりも楽なサービスです。しかし、いくつかデメリットがあるため、中にはご利用をおすすめしにくい方もいらっしゃいます。
記事の中で、「7年間という契約期間は長くない」という話をしました。しかしこれは、あくまで「新車の平均的な保有期間から考えると」長くないという話。一般的に考えると7年間はけっして短い期間ではありません。小学校に入ったお子さんが卒業して、中学に入学するほどの時間です。
もし、本当はあまり向いていないのにカーリースを契約してしまうと、7年間不満を抱えつつ過ごすことになってしまいます。それはお客様にとってはもちろん、弊社にとっても不本意な時間になるでしょう。
私たちは毎日、カーリースについての無料相談会を行っています。オンラインでお申し込みが完結しないしくみは不便だと言われることもありますが、私たちは対面でお客様とじっくりお話しして、お互い7年間納得して楽しめるカーライフを実現したいと思っています。
カーリースは損にならない?デメリットが多いんじゃない?申し込んでも大丈夫?とお悩みの方こそ、ぜひ一度無料相談会にお越しいただき、じっくりそのご不安をご相談いただきたく思います。
ぜひ、お客様ご自身で不安を解消してください。
それでは、スタッフ一同、ご予約・お問い合わせお待ちしております。
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※カーリースのご利用には事前の審査が必要です
※毎月の使用料金については車種等により変わります。詳しくはお問い合わせください。
※「フラット7」には、7年間で7万キロメートルという走行距離制限がございます。通勤などにお使いになりたい場合、この走行距離制限を超える可能性がありますのでご注意ください。