残価って怖い?リスクを下げる5つの方法
こんにちは、フラット7京都洛南です。月々1万円台からの月額料金で軽自動車の新車に乗れるカーリースを扱っています。
フラット7では、毎月の利用料金を算出する際に「残価」を設定しています。
「残価」には、月々の料金が低く抑えられるというメリットがあります。しかし一方で「よくわからない」「怖い」「なんか嫌」とおっしゃる方もちらほら。
そこで今回は、改めて残価とは何か、残価の不安を解消するにはどうすればいいかについてご紹介しましょう!
そもそも残価とは何か
まず、残価について改めて確認しましょう。
残価とは、「数年後、その車がいくらで売却できるか」を予想した価格です。
もう少し具体的に説明します。フラット7の場合、契約期間は7年間です。たとえばHONDAのN-BOXの新車価格が200万円としましょう(グレードによって価格は異なります)。たとえば、この車の7年後の価格は50万円と設定します(あくまで「たとえば」の数字です。実際に計算するときは、この数字になるとは限りません)。すると、差額は150万円。この150万円を車両価格として考えて、月々の利用料金を算出する、というわけです。
この考え方は、フラット7のカーリースだけでなく、カーローンでもよく使われます。車の購入を検討している方なら「残価設定型ローン」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。これも考え方は同じです。数年後に下取りに出すことを想定し、その下取り価格を設定した上でローンを組む、という考え方ですね。
▼こちらのブログ記事でも、残価について詳しく説明しています!
おトク?それとも割高?カーリースの「残価」について説明します!
「残価はヤバい」と言われるのはなぜか
下取り価格(残価)を前提してそのクルマの価格を考えるというのは、悪い考え方ではないように思えます。
しかし、インターネットやSNSなどを見てみると、残価に対するイメージはよくありません。むしろ、嫌がる人のほうが多いのではと思うほどです。
なぜ嫌がる人が多いのか。それは、残価には精算がつきものだからです。
というのが、中古車の買取価格はクルマの状態によって変わってきます。「7年後は50万円の価値があるだろう」と設定しても、キズやへこみが多かったり、走行距離が長かったりすると、実際は40万円、30万円程度の価値しかない、という可能性があるのです。
そうなると、「50万円の価値があると思って計算していたけど、実際は40万円の価値しかないので差額の10万円を支払ってください」ということになってしまいます。これが、精算です。
この精算が、契約者の方から見ると「急に大きな金額を請求された!そんなこと聞いていない!」となることがあるわけですね。
だから、「残価設定を利用すると、後で思わぬ大きな金額を請求されることになるからヤバい」と言われ、嫌がられるのです。
しかし、ちょっとした工夫をして丁寧にクルマに乗ることで、精算のリスクを抑えることは可能です。
精算のリスクを減らす方法その1:日常点検を行う
まずは、日常点検をきちんと行うこと。
日常点検については、JAFが詳しいチェックシートを公開しています。これを参考に、自分のクルマの状態を良好に保ちましょう。
日常点検は、できれば月1回はしておきたいもの。洗車と合わせて習慣にしてしまってもいいかもしれません。
また、日常点検をする際は合わせてクルマの外観もチェックしておくのもおすすめです。気づかないうちにできたキズやへこみがないかチェック。もしできているようなら、オイル交換などのメンテナンスを行うタイミングで弊社(取扱店)にご相談ください。
精算のリスクを減らす方法その2:安全運転を行う
事故を起こさないよう、安全運転を心がけることも、精算リスクを減らす方法のひとつです。
万一事故を起こしてしまい、クルマに大きなキズやへこみができてしまったら、精算時の金額も高くなる可能性が上がります。
特に狭い道を走っているとき、狭い駐車場で駐車するときなどは、うっかり車体を擦ってしまうこともありますので、目視はもちろんバックモニターなども活用して慎重に運転することがおすすめです。
なお、事故は気をつけていても完全に避けられるものではありません。ちょっとしたキズがつくこともあるでしょう。もし事故などで車体にキズ・へこみがついた場合は、すぐに弊社(取扱店)にご相談ください。
精算のリスクを減らす方法その3:ドアパンチに注意する
クルマの乗り降りのときに気をつけたいのが、ドアパンチ。つまり、開閉時にうっかり駐車場で隣のクルマや壁などにドアをぶつけてしまい、小さなキズやへこみを作ってしまうことです。
駐車場が狭い、子どもが勢いよくドアを開けてしまった、風が強くてドアが大きく開いてしまった、などの理由から起きるものです。
ドアパンチは、してもされてもクルマのキズのもと。狭い駐車場を避ける、両脇が空いているスペースに駐車するなどできれば最善ですが、なかなかそうはいきません。
そのため、極力静かに、少しずつドアを開けて乗り降りするなどの工夫が必要になります。
また、スライドドアの車種であれば、ドアパンチのリスクは下げられます(あくまで後部座席のみですが)。乗り降りや荷物の載せ下ろしも楽になるので、特に小さなお子さんがいらっしゃる場合は、スライドドアの車種を選ぶのも選択肢のひとつになるでしょう。
精算のリスクを減らす方法その4:車内もきれいをキープする
車内のきれいをキープするのも、精算リスクを減らす方法のひとつです。
特に小さなお子さまがいらっしゃる場合、車内でお菓子を食べたりお茶を飲んだりすることがよくあると思います。そうなると気になるのが、食べこぼし。うっかりシートにこぼしてしまったら、シミの原因にもなりかねません。
ということで、まずは汚れないような工夫をしておくことがおすすめです。
シートに汚れ防止シートを敷いておく、長距離ドライブをするときには渋滞に巻き込まれる可能性を考慮して携帯トイレを用意しておくなどして、車内が極力汚れないように気をつけましょう。
さらに、汚れてしまったときにすぐに拭けるよう、除菌シートなども用意しておくと安心ですね。もちろん、定期的な掃除も大切です。
精算のリスクを減らす方法その5:アプリを使って走行距離管理を行う
フラット7の場合、7年間で7万kmという走行距離制限があります。この距離を超えると、ほぼ確実に精算が発生します。したがって、精算リスクを下げたいなら、走行距離制限を守るのはマストと言っていいでしょう。
走行距離管理については、クルマの走行距離メーターを見るのが一番確実です。定期的に確認して、今までどれくらい走行したのか、あとどれくらい走行できるのかを意識しておきましょう。
ただ、当たり前ですが、走行距離メーターはクルマに乗らなければわかりません。たとえば夜、家で家族団らんをしているときに「次の休みはドライブ旅行したいね。あとどれくらい走れたっけ?」という話になったときは、いちいちクルマを見に行かなければいけません。
そこでおすすめなのが、走行距離管理アプリを使うこと。
App StoreやGoogle Playストアなどを見てみると、走行距離を記録できるアプリが多く出ています。業務用のものも多いのですが、個人でも使えるものがあるので、何かひとつ選んでインストールしておくと便利です。
工夫次第で、残価のリスクは下げられる
今回は、残価で精算が発生するリスクを抑える方法について紹介しました。
フラット7では、残価という考え方をすることで、月々のやりくりがしやすい利用料金で軽自動車の新車に乗れるサービスです。ところが、契約期間終了時に精算が発生するため、思わぬ出費に迫られてしまう可能性もあります。
そこで必要なのが、ちょっとした工夫や気遣いです。丁寧にクルマを利用することで、精算のリスクを抑えることは可能。今回紹介した方法も参考にして、残価精算のリスクを抑えて、快適なカーライフをお過ごしください。
さて、弊社では、カーリース「フラット7」についての個別無料相談会を毎日行っております。カーリースについてさらに詳しく知りたい方、具体的な予算や車種について相談したい方などは、その場でご契約を迫ることはございませんので、ぜひお気軽にお越しください。
相談会は事前にご予約いただきますと、当日スムーズにご案内できます。スタッフ一同、ご予約、ご相談お待ちしております!
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※カーリースのご利用には事前の審査が必要です
※毎月の使用料金については車種等により変わります。詳しくはお問い合わせください。
※「フラット7」には、7年間で7万キロメートルという走行距離制限がございます。通勤などにお使いになりたい場合、この走行距離制限を超える可能性がありますのでご注意ください