軽自動車と普通自動車の違いは?おトクに乗れる方法もご紹介します!
こんにちは、カーリースのフラット7京都洛南店です。京都市南区で、軽自動車の新車が月々1万円から乗れるカーリースを扱っています。
クルマを買うときに悩むポイントのひとつに、「普通自動車と軽自動車のどちらを選ぶか」があります。なんとなくイメージ的に、軽自動車は燃費が安いとか、維持費が安いとか、安全性能は今ひとつ……?という印象を持っている人もいるかもしれません。
実際の販売台数を見てみると、2022年度(2022年4月~2023年3月)の国内新車販売台数は438万5,649台。そのうち普通自動車が269万2,960台で、軽自動車が169万2,689台(一般社団法人日本自動車会議所調べ)。しかし伸び率を見ると、普通自動車が1.2%である一方、軽自動車は8.9%となかなかの伸びを見せています。つまり、実際には普通自動車がまだまだ売れているものの、一方で軽自動車を選ぶ人はかなり増えてきている、と考えることもできるでしょう。
そこで今回は、普通自動車と軽自動車の主な違いについていくつか紹介します。クルマ購入や買い換えの参考になればうれしいです!
軽自動車と普通自動車の違いその1:排気量
軽自動車と普通自動車の代表的な違いは、排気量です。軽自動車の排気量は660ccであるのに対し、普通自動車は1000cc以上あります。
排気量の違いは、そのまま走行性能やパワーの違いです。簡単に言うと、排気量が大きくなるほどパワーは大きくなり、アクセルを踏み込んだときの加速も大きくなります。したがって、加速がいい、より早い速度で走れる、登り坂なども走りやすいなどの性能に違いが出てきます。
つまり、とても簡単に言うと、軽自動車は普通自動車と比べると排気量が低く、パワーも低いクルマです。加速しなければいけないときや上り坂を走るとような場面ではその違いを感じることもあるかもしれません。
排気量とは?
軽自動車と普通自動車の違いは排気量という話をしましたが、そこで気になるのは、ではその「排気量」とは何か?ということでしょう。
そこでまず、エンジンの構造について簡単に説明しましょう。エンジンの中にはシリンダー(筒)とピストンがいくつかあり、さらにピストンはクランクシャフトと呼ばれる、回転する部品とつながっています。一方シリンダーには火花プラグと呼ばれる、火花を散らす部品がついています。
エンジンをかけるとまず、クランクシャフトが回転しピストンを押し下げます。するとシリンダーの中に燃料(ガソリン)と空気が入ってきます。
クランクシャフトはさらに回転し、今度はピストンを押し上げます。このときシリンダーに入ったガソリンと空気は混じり合い、引火しやすい混合ガスが発生します。
混合ガスが発生すると、火花プラグが小さな火花を散らし、混合ガスを爆発させます。爆発の勢いでピストンが押し下げられ、クランクシャフトが回転させます。爆発で発生したガスは、排気ガスとして排出されます。この繰り返しで、エンジンが動くのです。
排気量とは、シリンダー内のピストンが一番下がったときに、どれだけの容積があるかを表したものです。容積が大きくなるとそれだけ多くの燃料・空気をシリンダー内に取り込め、より大きな爆発を起こせる、つまり、より大きなエネルギーを起こして走ることがでるようになる、というわけです。
軽自動車でもパワーが欲しい!と思うなら「ターボ」がおすすめ
新車の軽自動車を見ていると、時々「ターボ付き軽自動車」という言葉を見ることがあります。
ターボとは、簡単に言うとエンジンの出力を上げるしくみです。排気量の説明のときに、エンジンのしくみについて簡単に紹介しました。ターボは、エンジンにより多くの空気を取り入れ、爆発の威力を高めます。つまり、同じ排気量でもターボがついているほうがより大きなパワーを出せるというわけですね。
軽自動車でもよりパワフルに走りたい。そう考える人にはターボ付きの軽自動車がおすすめです。ブログ担当者の知り合いの場合、写真が趣味で週末になるとあちこち撮りに行く人、ドライブが好きでフットワーク軽くあちこちに出かける人がターボ付きの軽自動車を使っています。
ただし、ターボ付きの車種は価格が高くなります。そのため、街乗り中心など特にパワーがなくてもいいという場合はターボなしの車種を選ぶ傾向があるようです。
軽自動車と普通自動車の違いその2:車両価格
軽自動車と普通自動車の違いは、車両価格です。車両価格は新車の場合、軽自動車のほうが安い価格で購入できます。たとえば軽自動車なら新車価格で100万円を下回る車種もあり、人気車種でも150万円程度です。一方、普通自動車の場合は比較的安価な車種でも130~140万円程度、人気車種になると200万円程度、あるいはそれ以上の価格であるケースもあります。
新車価格を考えると、軽自動車のほうが手頃だといえるでしょう。
軽自動車と普通自動車の違いその3:維持費
維持費も大きな違いのひとつです。
結論から言うと、軽自動車のほうが維持費を抑えられます。自動車税(軽自動車税)や車検にかかる費用も軽自動車のほうが低いですし、燃費も軽自動車のほうが良い傾向があるため、ガソリン代なども抑えられるでしょう。
さらに細かい費用を見てみると、たとえば高速道路の料金も軽自動車のほうが低くなります。駐車料金も軽自動車専用スペースがあれば、普通自動車よりやや安い金額で利用できることが多いです。月極で駐車場を利用するときも、軽自動車専用スペースは安くなる傾向があるようです(あくまでブログ担当者の体感なのですが……)
そのため、軽自動車を利用している人になぜ軽自動車を選んだのか話を聞くと「軽自動車は維持費が安いから」という言葉がよく返ってきます。
気になる!軽自動車と普通自動車の「安全性能」の違い
軽自動車は安全性能が不安だからあまり乗りたくない、という声を時々聞きます。確かに、事故のニュースを見ていると、軽自動車がひっくり返った姿やぺちゃんこになった姿が時々出てきて、不安になりますよね。人によっては「軽自動車は怖くて乗れない」と言う人すらいます。
当然ですが、軽自動車も普通自動車も、国が定めた安全基準をクリアしなければ販売できません。つまり、販売されている以上、軽自動車もきちんと国の安全基準をクリアしています。
ですから「軽自動車だから」という理由で不安に思うのは少し違うのではないでしょうか。繰り返しますが、軽自動車はどの車種も、安全基準をクリアしているのですから。
とはいってもやっぱり車体が軽いなどの理由から不安を感じる人もいるでしょう。特にハイトワゴン系の車種の場合は風の影響を受けやすいため、強風のときに高速道路などを走っていると風に煽られる不安を感じる人もいるのではないでしょうか。実際、ブログ担当者も軽自動車を運転していると、時々ひやっとする瞬間はあります。
また、安全基準の検査と現実の道路は違います。たとえば衝突安全性能を測るときは、検査するクルマと同じ質量のものをぶつけて安全性能を測るため、軽い軽自動車に重いトラックなどがぶつかってきたときにどうなるかという検査はしていません。
こういった事情から、「軽自動車は国が定めた安全基準はクリアしています。しかし、実際に運転していると、人によっては心細さを感じる場面は出てくるかもしれません」と、軽自動車のカーリースを取り扱っている店としては、非常に、非常に言いにくいことを言わざるを得ません。
しかし同時に、だからといって「軽自動車は安全性能が低いから避けましょう」というのも正確ではないでしょう。軽自動車を長く安全に乗り続ける人もたくさんいらっしゃいます。最終的には、いかにドライバーが安全運転を心がけるかが大きなポイントになるのではないでしょうか。
安全運転を心がけている限りにおいては、軽自動車はまったく危険な乗りものではありません。それは胸を張って言えます。むしろ非常に便利で、とくに週末の買い物やお子さんの送り迎えなどを中心にした、ちょっとそこまでの街乗り利用が中心の方には心からおすすめしたい乗りものだと申し上げたいくらいです。
また、軽自動車の中には安全性能を充実させた車種があります。より安全に運転できる、安全性能が高い軽自動車を選べば、万一の不安もかなり解消されるのではないでしょうか。
安全性能の高さに注目するならば、たとえばホンダのN-BOXやNISSANのデイズなどが充実しています。どちらも人気の車種なので、軽自動車に興味がある場合は一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
新車の軽自動車を購入、乗り換えに選ぶのもアリ!カーリースならさらにお手頃に
軽自動車は普通自動車に比べると排気量が低く、ややパワー不足を感じるかもしれません。しかし、車両価格や維持費を考えると普通自動車よりずっとお手頃価格です。燃費などの維持費も低く抑えられるでしょう。
安全性能に関しても、国の安全基準をクリアした上に、車種によっては運転アシスト機能などを搭載している安全性能が高い車種もあります。クルマを購入する、今のクルマから乗り換える際の選択肢として、十分検討する価値はあるといえるのではないでしょうか。
弊社が取り扱っているカーリースのフラット7では、新車の軽自動車を月々定額料金でご利用いただけます。車種によっては月額1.1万円からご利用いただけます。月額料金には税金や車検、定期点検などのメンテナンス費用も含まれているため、さまざまなお支払いに頭を悩ませる必要もありません。
もちろん、新車をご用意するので、さまざまなオプションもご利用可能。「ターボ付きがいい」「色はこの色がいい」などご希望をおっしゃていただければ、可能な限り対応いたします(内容によってはお見積金額が変わります)。
クルマの購入、乗り換えに軽自動車をお考えの場合は、ぜひ「カーリースで新車の軽自動車に乗る」という選択肢もご検討ください。スタッフ一同、お問い合わせをお待ちしております!
どのような人はカーリースを選んだほうがいいのか……?詳しくはこちらの記事でも紹介しています!
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