軽自動車オーナーなら知っておきたい「車検」のあれこれ
こんにちは、カーリースのフラット7京都洛南店です。京都市南区で、軽自動車の新車が月々1万円から乗れるカーリースを扱っています。
軽自動車のオーナーは、自分のクルマの状態を定期的にチェックしておかなければいけません。そのために必要なことのひとつが「車検」です。今回は、軽自動車の車検について簡単にご紹介します。
そもそも「車検」とは? 軽自動車も車検を受けなければいけないの?
ブレーキの効きが悪いクルマ、オイル漏れしているクルマ、メーター類が不正確でどれくらいの速さで走っているかわからないクルマが道を走っていたら、ドライバーと歩行者双方にとってとても危険ですよね。そのため、軽自動車はもちろん、どんなクルマでも、公道、つまり道路を走るには国が定めた安全基準を満たしていなければいけません。
新車として販売されるときは、どのクルマも安全基準を満たしています。しかしクルマの性能は、乗っているうちに、あるいは経年劣化で少しずつ下がっていきます。そのため、安全基準をきちんと満たしているかについてクルマは販売後も定期的に検査を受けなければいけません。
この定期的な検査が「自動車検査」略して「車検」です。車検を受けなければいけないことは、道路運送車両法にもきちんと決められています。総務
車検には有効期限がある!車検切れには要注意
車検には2つの種類があります。ひとつは新車登録時に行う「新規検査」で、これは1回限りです。新規検査のあとに定期的に受ける車検は「継続検査」です。
それぞれの検査には有効期限があります。新規検査の場合は3年間、継続検査の場合は2年間です。この期間を過ぎてしまうと、いわゆる「車検切れ」となります。簡単に言うと「2年(3年)前の検査結果はもうアテにならないから、改めて検査を受けて安全基準を満たしているか確認してね」という状態です。
車検切れのクルマに乗っていたらどうなるのでしょうか。その場合は、罰則が科せられます。罰則の内容は、違反点数6点以上、30日以下の免停、6か月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金です。
日常的に軽自動車を運転する人の場合、30日以下とはいえ免停はなかなかキツいですね。きちんと車検を受けて、クルマに安心して乗れる状態をキープしておきましょう。
軽自動車の車検はどこで受けたらいい?
車検を受ける方法は2つあります。1つは国の認定・指定を受けた整備工場に依頼する方法で、もう1つはユーザーが自分で運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)で行う方法です。
後者は「ユーザー車検」と呼ばれ、しばしば低コストで車検が受けられる方法として紹介されます。ユーザー車検はコストが低くて済む一方で、手間や時間がかかる、クルマに関する知識が必要、場合によっては不良箇所の整備のために結局整備工場に依頼しなければいけないなどのデメリットもあります。そのため、積極的にはおすすめしにくい方法です(これらのデメリットをご自身でカバーできる場合は、その限りではありません)。
整備工場に依頼するルートはいくつかあります。整備工場に知り合いがいるなら、直接依頼する方法もあるでしょう。ディーラーやカー用品店、ガソリンスタンドなどでも車検を受け付けているので、そこに依頼する方法もあります。
整備工場に依頼する場合のメリットは、手間がかからないことです。さらに、不良箇所があった場合は整備もしてもらえます。クルマに関する詳しい知識も必要ありません。
また、車検を受けるときは「法定2年点検」という法律で定められた点検を同時に行うことがほとんどです。法定2年点検でクルマに異常がないか点検し、必要に応じて整備して、安全基準をクリアしたことを車検で証明して2年間またクルマに乗る、というイメージですね。業者に車検を依頼すると、法定2年点検も合わせてしてくれるので、その点でも手間が省けます。
デメリットは、コストがかさむこと。専門の整備士に見てもらうのでやむを得ないこととはいえ、どうしても人件費等がかかります。また、最近問題になりがちなのが業者の信頼性です。信頼できない業者に車検を依頼した結果、大きな損失を被ってしまったという例も聞きます。業者に依頼する場合は、複数の業者に見積もりを出してもらう、業者の評判をチェックするなどしておく必要があるでしょう。
信頼性を第一に考える場合は、購入時からお付き合いがあり、信頼関係がある程度できているディーラーや販売店にそのままお任せするという選択肢もあるでしょう。
そこで、クルマの購入時には販売店が信頼できるところかどうか、しっかり見極めておくことをおすすめします。信頼できる販売店からクルマを購入すると、ずっと末永く、いいお付き合いができるカーライフパートナーを得られることにもなるからです。地域密着型で、地元の人から信頼されているような販売店を選ぶといいでしょう。
軽自動車の車検にかかる費用はいくらくらい?
そこで気になるのが、車検の費用です。
車検の費用は、「法定費用」と「車検基本料金」の2つに大きく分けられます。
法定費用とは、法律で定められた「自賠責保険料」「重量税」「印紙代」の3つです。法律で決められた費用なので、どこで車検を受けても金額は変わりません。
軽自動車の場合、自賠責保険料は24か月で17,540円。重量税は6,600円(エコカー減税対象車は別)、印紙代は持ち込み検査の場合2,200円、指定整備工場で行った場合は1,800円です。つまり、だいたい26,000円ちょっとは必ずかかるというわけですね。
一方、車検基本料金は業者によって大きく異なります。これは、それぞれの業者の点検・整備にかかる費用、部品交換を行った場合は部品の代金や交換に掛かった技術料、手数料などです。業者ごとに自由に設定する料金なので、金額の幅は広めです。インターネットで検索してみると、4~5万円程度の業者もあれば10万円以上のところもあり、驚きます。
ただ、安ければそれでいいかというとけっしてそうとは限りません。たとえばメーカーの正規ディーラーに頼んだ場合は金額が高くなりますが、部品交換に純正部品を使うなど、点検・整備の品質もまた高くなります。反対に、金額が低めの業者に依頼した場合は、車検期間中の代車などがオプション扱いで別途料金が必要になるケースもあります。
クルマは、自分と同乗者の命を預ける乗り物です。車検や整備を依頼するときは、費用も大切ですが、その品質にも気を配っておきたいものです。複数業者の見積もりや点検内容を確認し、費用と内容のバランスがいい、コスパがいいところはどこかを考えて依頼する必要があるでしょう。そのため、車検の時期が近づくと多くの方がどこに依頼しようか頭を悩ませているようです。
月々コミコミ料金の軽自動車のカーリース「フラット7」なら車検も手間なく、おトクにできる!
最後にざっくりと、軽自動車の車検についてまとめておきましょう。
車検は、クルマを安心して運転するために必ずしなければいけない検査です。クルマのオーナーである以上、2年に1回きちんと受けなければいけません。万一車検が切れてしまった場合は罰則を受けることになります。もちろん、軽自動車もその例外ではありません。車検はきちんと受けましょう。
車検はユーザー車検と業者に依頼する方法があり、手間がかからないのは業者に依頼する方法です。ただし、業者に依頼する場合はユーザー車検と比べると費用が少々高くなります。さらに費用は業者によって大きな幅があります。車検が近づいてきたら複数の業者に問い合わせや見積もりを依頼するなどして、費用と内容のバランスがいいところを選ぶといいでしょう。
「車検って、大切なことはわかるけどなんか面倒だな。出費もかさむし……」と思う場合は、クルマを「購入」ではなく「カーリース」で利用する方法がおすすめです。
カーリースって何?という方は、カーリースについての説明をこちらで行っていますので参考にしてください。
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◆カーリースは制限が多い?いえ、フラット7は、意外と自由度が高いんです。◆
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気に車検費用は、月々のカーリース料金に含まれています。そのため、車検だからといって別途費用をいただくことはありません。これで、業者選びや支払いに頭を悩ませる必要なく、安心して車検を受けることができますね。
さらに、フラット7は「新車」のカーリースなので、車種やボディカラー、オプションなどもご自由にご指定いただけますよ。
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